天然色の糸が欲しくて紡ぎ始めて20数年。編むのはもちろん、ステープルをそのまま使った作品も制作している作家です。
羊種によって異なる質感と微妙な色を、どうしたら「らしい」形にできるだろう?と考えながら紡いでます。
くってり柔らかなものより、弾力のある英国系の羊が好き。
その手触りと色と歴史に惹かれて、数年前までマンクスロフタンのオーナーをしていました。
今回はその、神奈川産のマンクスの毛と向き合うつもりです。
シンプルな編み糸になると思いますが、マンクスらしい糸ができたらいいなぁ、と考えてます。